はじめに
子どもの習い事として昔から人気のピアノ。
習い事ランキングでも常に上位にいます。
- いつからはじめたらいい?
- 楽器はどうしたらいい?
- 自宅練習でけんかばかり・・
- 勉強が忙しくて練習時間がない・・・
今回はこんなお悩みに応えます。
ピアノ教室を10年以上経営してきて見えてきたピアノレッスンを笑顔で続けるための説明書です。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
レッスンをはじめるとき
ピアノを始めるタイミングはいつがいい?
習い事を始めるタイミングは「お子さんが興味を持ったとき」がベストです。周りのお子さんがピアノを始めたり、早い方が絶対音感が身に付くと言われますが、興味を持ってからで遅くありません。
習い事としてピアノがいいのはなぜ?
お子さんの習い事としてピアノはおすすめです。音楽を楽しむ心を育むことに加えて、学校や家では学ぶことができないことを学ぶことができます。
ピアノを習うときに知っておくといい心構え
ピアノを楽しんでほしいという気持ちから始めても、テキストの進度や曲の出来栄えなどに気を取られて本来の目的から離れてしまうこともあります。
お子さんを応援し、寄り添う気持ちを忘れずにどっしりとした気持ちで見守りましょう。
楽器はどうする?
はじめからピアノは必要?
はじめはピアノと言っても1音2音だから必要ないかな?と考える方もいるかと思います。
ピアノは早い時期から家にあった方が早く身につきます。
どんな楽器がいい?
ピアノは場所をとるし、騒音問題が心配です。電子ピアノだとヘッドフォンを利用したり、スリムなタイプがあるので、ピアノの代わりとして練習できておすすめです。そのほかキーボードやおもちゃのピアノなどではできることもありますが、鍵盤の数が足りなかったり、打鍵法を学べない、などの壁があります。
騒音、置き場所に悩んでいる方には、電子ピアノのエントリーモデルがおすすめ!
電子ピアノは多くの種類がありますが、ピアノ練習用として使用する場合はエントリーモデルと言われるもので十分です。
自宅練習のコツ
ときに楽しく、ときに苦しい自宅練習。
工夫をして効果的に楽しく取り組めるようにしましょう。
タイマーを使おう
タイマーを使って練習をすると練習が見える化できるのでおすすめです。
練習カレンダーを作ろう
こちらも見える化の取り組みです。カレンダーを作ることで、レッスン日や発表会の日にちをしっかり認識することができます。また練習した日を認識しやすくなりスタンプラリーのような感覚で取り組むことができます。
練習カードを作ろう
こちらも見える化の取り組みです。カードに練習回数や時間を書き込むことで、「こんなに練習したんだ」と積み重ねが自信につながります。
困ったときに
子どもが全然練習しない
あの手この手で声かけしても、全然練習をしようとしないときにできる対策をこちらにまとめています。
ピアノのモチベーションが落ちている
ピアノへのモチベーションが落ちていると感じたときにできることをこちらにまとめています。
長年ピアノをやっているのに全然音符が読めていない・・・
ピアノにかかわることになるとすぐにバトルが始まってしまう・・・
1つの対策は声かけの方法を工夫することです。ポジティブな言い換えをして、結果ではなくプロセスを認めます。
あまりにも反抗的で、親子関係が難しいと感じたときはPCITという自宅でできるセラピーの取り組みをおすすめしています。
試験勉強や習い事で忙しい時はどうしたらいい?
やるべきこと、やりたいことをすべてリストに書き出し、スケジュールを作ることがおすすめです。
執筆者
ピアノ講師・ピアノ演奏家のピアノレッスンズ。
自宅教室で指導の傍ら演奏活動を行う。
「自分で奏る喜びをたくさんの人に」をテーマにwebサイト「ピアノ・レッスンズ」を運営。
中高教員免許(音楽)取得。
チャイルドカウンセラー取得。