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ピアノは子どもの習い事の中でも、自宅で練習しなければいけないという家庭でのサポートが必要な習い事ですよね。

自宅のピアノ練習が、ご家庭での負担ではなく少しでも楽しみに変えられるように、ピアノ練習のヒントをお伝えしています。

今回は、ピアノ・カレンダーをご紹介します!

ピアノの練習がうまくいかないという方はぜひお試しください!

幼児〜小学校中学年ぐらいまでを想定していますが、高学年以降や独学の大人の方にも役に立つ思いますのでぜひ参考にしてみてください。

ピアノ・カレンダーを作ろう
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ピアノ・カレンダーって何?

ピアノカレンダーとは、ピアノの目標や進み具合を書き込むカレンダーです。

毎日の取り組みを目に見える形にします。

できたことを目に見えるかたちにすることでモチベーションへつなげます。

また、曖昧になりやすい時間や日にちの感覚を目に見える形にします。

ピアノの練習を続けるコツは、一番は本人が自分のこととして取り組むことができることです。

しかし、自分ごととして実感を持って取り組む段階は子どもによって様々です。

はじめから自覚を持って取り組んでくれたら言うことなしですが、

弾けるようになるまでの過程が難しいですよね。

自分のオリジナルのカレンダーで取り組んだことを目に見える形にします。

なぜ市販のカレンダーではなく作るのかというと、手作りだとより自分のものという実感がわくからです。

カレンダーの目的

目的は、目標と、自分が練習したこと、しなかったことを見える化するためです。

ノートや、スケジュール帳ではなくカレンダーにする理由は、すぐに目に入るようにするためです。

ノートにすると、まずノートを探すところから始まり、ページを探して開いて、と目にするまでにステップがいくつもできてしまいます。

リビングや子どもの部屋などよくいる場所に貼って、いつでも目に入るようにしておきましょう。

カレンダーの作り方

大きな画用紙、模造紙、使用済みのカレンダーの裏などを使って、手書きでカレンダーを作ます。

作るときはピアノを習っている本人と、おうちの方と一緒に作ります。

好きな色で、好きなイラストを描くなどしながら、一緒に絵を書くような気持ちで作りましょう。

親が作ったり、買ってくる方が楽で手っ取り早いと思いますが、本人が作るということが「自分ごと」として感じることに繋がります。

カレンダーに書き込むこと

カレンダーが出来上がったら、次のことを書き込みます。

カレンダーに書き込むこと

  • 毎日の練習でやること
  • 目標
  • 発表会の日とその関連の日

ひとつずつ詳しく見ていきます。

毎日やること

毎日のやることは、カレンダーの横に大きく書きましょう。

例えば

  • 毎日30分以上練習する
  • 毎日ハノンを10回弾く
  • 毎日発表会の曲を5回通して弾く
  • 1回でもピアノを触る

小さくてもいいので毎日できることにしましょう。小さなことを積み重ねていくことが大切です。

余裕があれば、全ての日にちにいま取り組んでいるテキストを書き込みましょう。

今月の目標

カレンダーの月の横にはおおきくその月の目標を書きましょう

例えば

  • レッスンで毎回合格をもらう
  • 「〇〇」を仕上げる
  • 発表会で納得のいく演奏をする

などです。

発表会の日を書き込む

次の発表会やお楽しみ会など、演奏する場所が決まっている場合はそれを書き込みます。

本番当日と、その1ヶ月前、2ヶ月前、3ヶ月前。

リハーサルの日が決まっていたら、リハーサル日と、その1ヶ月前、2ヶ月前、3ヶ月前。

子どもは時間の感覚が大人よりも曖昧なので目に見える形にしましょう。

練習ができたらカレンダーに花丸!

毎日の目標が達成できた日には大きく花丸をつけましょう!

できた日が増えていくことはスタンプラリーのようで嬉しく感じられます。

1週間毎日達成できたらパーティ!

毎日することができたら、週末にお疲れ様のパーティーをしましょう!

パーティといっても大げさなことをする必要はありません。

夕飯に子どもの好きなメニューにするとか、好きなアイスを買って一緒に食べる、などです。

ご褒美をあげると、ピアノの練習がまるで我慢するべきことのようになってしまうので、「ご褒美」という言い方は避けて、達成した喜びを共有する「パーティ」とか「打ち上げ」などということをお勧めしています。

嬉しいことを一緒に共有する時間を作ることでまた頑張ろうというポジティブな気持ちに繋がります。

ピアノ・カレンダーのメリット

ピアノ・カレンダーをは、ピアノの上達以外にもメリットがあります。

ピアノ・カレンダーのメリット

  • できたことが目に見えて達成感に繋がる
  • 計画的に取り組む練習になる
  • 時間や生活を客観視できる

やるべきことに向けて計画を立て、実行し、達成するという経験は、色々なこと応用できます。

夏休みの宿題、中学以降の試験勉強など、または大人になって仕事をする時など、子どもの頃から計画し少しずつ実行していくことが必ず役に立ちます。

また、小学生低学年までは、時間の流れや日時の流れが曖昧で客観的に捉えることが難しい年齢です。

性格や育て方によるものではなく、この時期の子どもが持つ特性です。

カレンダーはその特性をカバーするように、日にちの流れをわかりやすく目に見える形にすることでやるべきことを理解しやすくなります。

ポイント1:無理のない目標を立てる

はじめから達成が難しいとやる気がぐんと下がってしまいます。

まずはハードルを低く簡単な目標からスタートして、調子が出て来たら、少しずつレベルアップするといいでしょう。

ポイント2:臨機応変にスケジュールを変える

目標を達成できなかったら、何が難しかったか考えてもう一度計画を立て直しましょう。

少しずつカスタマイズしていくことで、最適なものが見つかります。

たとえば、朝練習することをお勧めしていますが、どうしても朝30分早起きすることができなかったら、15分にしてみる。

15分ならできるかもしれません。10分でもいいかもしれません。

もしできなくても朝練はできなかった!と諦めるのではなく、ちょうど良い形を探しましょう。

少してでもできたことを前向きに捉え、ポジティブな言葉かけをしましょう。

ポイント3:「管理されている」と感じないように注意する

カレンダーを作ると生活を管理されているような窮屈さを感じるかもしれません。

そうならないように注意をする必要があります。

カレンダーを手作りするのはそのためでもあります。

ピアノとは関連がないことでも楽しみなことを書き込んだり、好きな色で数字を書き、好きなイラストを書くことで自分のオリジナルカレンダーなのだという愛着を感じてもらいます。

以上、ピアノ・カレンダーで取り組む自宅練習の方法をご紹介しました!

他にも自宅の練習の役に立つ情報をまとめていますので、こちらも併せてご覧ください。

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