ピアノの学習には個人差がかなりあります。

誰にでも完璧なテキストなどはありませんので、テキストを進めていてつまずいてしまったからといってすぐに「向いていない」と考える必要はありません。

足りない部分を補いながら自分にあった方法で進んでいくことが大切です。

ピアノを始めて間もない初級者の悩み別に対処法を解説します。

つまずいたときの対処法
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音符がなかなか読めるようにならない

音符は多くの役割を担っています。

なかなか読めるようにならないのはすごく自然なことです。

ですが、音符が持つ役割を別々に強化することで必ず今よりもスラスラと読めるようになります。

音符の役割は大きくまとめると2つです。

音符の役割

  • 音の高さを表す
  • 音の長さを表す

それぞれ別々に対処していきましょう。

音の高さ

音符とは音の高さとは2つの音を比べた時にどちらがどれだけ高いかわかるようにしています。

高さの関係を読むには2つの方法があります。

音の名前を覚える

音の名前というのは「ドレミファソラシド」のことです。

音を高さ別に歌いやすいように名付けたのが「ドレミファソラシド」です。

これを丸い玉○で五線の上で表したのが音符です。

音の名前を覚えにはいくつかのアプローチがあります。

音の名前を覚え方

  • 目印になる音を覚える。
  • 語呂合わせで覚える
  • 必要な音を何度も唱えて覚える
  • フラッシュカードを使う
  • ワークを使う

音符を覚える方法は、こちらの記事で詳しく解説していますのでご参照ください。

音符の苦手を克服する7つの方法【音の高さ編】

音符がスラスラと読めるようになったらもっとたくさんの曲が弾けるようになるのになぁと思う方は多いと思います。 「音符を読む」 ということには、かなり個人差がありま…

音の長さ

音の長さとは「リズム」と言われます。

リズムの練習はピアノから離れてそれだけを取り出して取り組むといいでしょう。

まず音符のそれぞれの長さを覚えたら、ひたすら実践あるのみです。

頭でわかっていてもそれがどのようなリズムになるのか、実戦で覚えていきましょう。

おすすめはアプリを使うことです。

私のオススメは「リズムトレーナー」というアプリです。

音楽リズムトレーナー

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短いリズムをお手本を聞いて後に画面をタップします。

ただリズムが聞こえるだけではなく伴奏が流れているので、曲にノリながらリズムの練習をすることができます。

音をすぐに間違えてしまう

たくさんの鍵盤を弾くピアノは音を間違えてしまうことはよく起こります。

原因は曲に取り組んでいる段階別に様々考えられますが、

初級の方で楽譜が正しく読めて、曲を理解できているのに音を間違えてしまうという段階で考えられる原因は大きく分けて2つです。

音ミスの原因

  • 弾こうと思った場所に指が動かない。
  • 弾こうと思った場所がそもそも間違っている。

それぞれ別々に対処法を解説します。

弾こうと思った場所に指が動かない

ポイントは目をつぶっても弾ける確かなポジション感覚を持つことです。

こちらの記事で詳しく解説しています。

【初級】ミスタッチを減らす方法はポジション感覚を持つこと【ピアノ】

ピアノをいくら練習しても同じ場所で間違えてしまうということはありませんか? ピアノのミスタッチには原因があります。 原因は曲に取り組んでいる段階別に様々考えられ…

弾こうと思った場所がそもそも間違っている

弾こうと思った場所を鳴らしてみたら違った、という場合には原因は「音感」にあります。

音感とはその字の通り「音を感じる」ことです。

難しいことではありません。

頭の中でイメージしている音と、鍵盤上の体感にズレがある状態です。

音感を強化することでそのズレは減っていきます。

音感は必ず少しずつ鋭くなっていきます。

こちらの記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

【初級】いつも音をミスしまう人の原因の1つは音感にある【ピアノ】

ピアノを始めたばかりの方で「たくさん練習しているのに、いつもどこかで音を間違えてしまう」という悩みを持っている方は少なくないのではないでしょうか? 「音を間違え…

両手が別々に動かない

両手を別々に動かすというのは大人になるほどに難しくなります。

しかし音感同様に、必ず少しずつできるようになります。

対処法としては、ピアノから離れて、手や指を別々に動かす練習を取り入れることが1つの方法です。

リズムの課題や、指番号のカードを使って左右別々に動かす練習するといいでしょう。

手を別々に動かすリズム練習

今練習している課題の曲のリズムだけを取り出して練習をします。

ピアノの鍵盤ではなくピアノの蓋を閉めて、蓋の上や机、膝でリズム打ちをします。

メトロノームを鳴らしながら、曲のリズムだけを取りだして練習しましょう。

指を別々に動かす指番号練習

指を別々に動かすには指番号のカードでエクササイズをするといいでしょう。

100均で買える名刺サイズのカードや単語帳にランダムに指番号を書いて、素早く指を動かす練習をします。

机の上にピアノを弾くときの形で手をおいて、カードの左から順番に鍵盤を弾くようにして指を動かして、トントンと机を指で叩きます。

指番号カード1

目安は1枚に5つ全ての指を使うように5つ数字を並べた状態で、30秒で10枚です。

片手ずつできるようになったら、次は両手のカードを作ります。

上下二段にして、大譜表のように上が右手、下が左手の指番号になります。

指番号カード2
右手メインのカード
指番号カード3
左手メインのカード

左から順番に、上下重なっているところは、左右同時に動かします。

はじめのうちは片手の数字を1つから2つにします。

それでも慣れないうちはかなり動かしづらいと感じると思いますが、徐々にスムーズに指が動くようになっていきます。

慣れてきたら数字を増やしましょう。

脳トレのような感じで、左右の指を別々に動かすエクササイズに最適です。

ピアノを弾く前にエクササイズとして指番号カードをランダムに数枚行うことで、指を別々に動かすことに少しずつ慣れていきます。

「ランダム」というところがポイントです。

初級のうちは、楽譜を読むことができるレベルに合わせて指を動かすので、曲の練習ではいつも同じ指を動かすことになります。

曲の練習に加えて指番号カードをランダムに行うことで、指を動かす機会を増やします。

モチベーションが続かない

人前で弾く機会を作ることがオススメです。

自分の演奏を人と共有する喜びをぜひ感じて、練習につなげていただきたいです。

発表会などホールで弾くことももちろんいいですが、あっても年に1、2回です。

気軽に演奏したいという方はストリートピアノを利用することをオススメします。

ストリートピアノというと、youtubeなどにも素晴らしい演奏がアップされていて気後れしてしまう方がいるかもしれませんが、もともと気軽に演奏できる場所でもあります。

ホールのように静かではなく、街のざわざわした雰囲気の中でふらっと気軽に演奏することができます。

外に置かれているピアノの宿命で、そこまで繊細な響きは求められません。

よほど目立った演奏でない限り多くの人が気にも止めず通り過ぎていきます。

それでも、その場に響くピアノの音色がだれかの耳に届いているということは自宅でコツコツと練習することとは違う緊張感とワクワクがあります。

「完成された素晴らしい演奏でなければ人前で演奏する資格はない」というのは、ある意味ではクラシック音楽教育の呪縛です。

誰でも音楽を演奏する自由があります。

モチベーションが継続しないと考えている方はぜひ、人前で演奏する機会を作ってみてください。

以上、ピアノにつまずいたときの対処法を紹介してきました。

楽しいピアノライフを!

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