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ピアノ初心者の方で、最初の難関は「両手で弾く」というところだと思います。

両手で弾けるようになるためにはそのための練習方法があります。

今回は、その練習過程を順を追ってご紹介します!

右手の練習をする

音符、リズム、指番号をていねいに読む

まずは楽譜の情報をしっかり読み取ります。

楽譜は、これから弾く曲をひも解いていく地図です。

あいまいに読んでいては、先に進めません。

リズム、音符、指番号をよく見て弾きます。

歌いながら弾く

メロディーがわかったら、それに合わせて歌いながら弾きます。

歌は、「ドレミ」で歌えるといいですが、それが難しい場合は「ラララ」や「ア〜」でもOKです。

歌詞をつけて歌うというのも曲のイメージが広がるので楽しいです。

和音で弾く場合は、一番上の音を歌います。

指の動きと音楽を結びつける大切な練習になります。

メトロノームに合わせて弾けるようになる

次に、音楽を進める心臓ともいうべき「拍」に合わせて弾けるようになるために

メトロノームに合わせて練習します。

メトロノームはとにかくゆっくりに設定するのがいいです。

BPM= 60を八分音符に合わせるぐらいからゆっくり確実にできるようになるまで練習します。

「1と2と3と・・・」と言いながら弾けるようになる

次にメトロノームの代わりに自分で「拍」を進められるように、口で「1と2と3と」と言いながら弾きます。

遅れたり、迷ったりせずに弾けるようになったら、右手の練習は完成です。

左手の練習をする

次に左手の練習をします。

基本的には右手と同じ過程で練習していきます。

ピアノの多くの曲は、右手でメロディパートを弾き、左手で伴奏を弾きます。

伴奏で大切なのは一番低い音です。

一番低い音を歌うことができるのがベストです。

ですが、人の耳は高い音を優先的にキャッチするようにできているために、これが結構難しいのです。

難しくてできない場合は、左手の一番よく聞こえる高い音を歌うというのでも大丈夫です。

両手で弾けるようになるための片手練習

右手、左手、それぞれ弾けるようになったら、次は両手で弾くための練習をします。

ピアノは右手の音楽と、左手の音楽という複数の音楽を同時に演奏していきます。

「手が別々の動きをする」ということに注目されがちですが、

別々の音楽を同時に「聴く」「把握する」というところがおろそかにされていると、両手にした時につまずいてしまいます。

両手の音楽を同時に聴くことを小さい頃簡単な曲から訓練しているといきなり両手で弾くということができるようになります。

そうでない場合でも、少しずつ積み重ねて行くことで、「両手の音楽を同時に聴く」ことができるようになります。

次の練習はそのための練習です。

右手を弾きながら左手のリズムを膝でたたく

まずは右手のメロディに左手のリズムを合わせる練習します。

右手の楽譜を見ながら左手の楽譜を同時に見て行く練習になります。

音符の高さは見ないでリズムだけ見て行くことになります。

左手で弾きながら、右手を歌う

次に左手を弾きながら、右手は動かさず右手のメロディを歌います。

はじめのうちは難しく感じるかもしれませんが、これをすることで「2つの音楽を同時に把握する」ということに慣れていきます。

歌と、左手の伴奏、両方ともコントロールしながら複数の音楽を奏でることに慣れましょう。

左手で弾きながら、右手のリズムを膝でたたく

歌うことができたら次に、リズムを膝で叩きます。

歌で音楽を奏でることに慣れたら、体を動かしていきます。

ここでは、音の高さは関係なく、リズムだけに注目していきます。

ここまで難なくできるようになったら、片手の練習は終了です!

両手で弾く練習

いざ、両手で弾いていきます!

はじめは、さらっと通してみましょう。

難しいと感じたら2小節ずつ区切って練習します。

2小節ずつ区切って繰り返し練習しても、どうしても先が見えないぐらいに難しいと感じた場合は、ここまでの片手練習の段階がまだ未完成だと思われます。

さかのぼって片手練習を順番に確実にしていきましょう。

いきなり両手で弾くためには?

ピアノを弾いて上達を目指しているなら、最終的にはいきなり両手で楽譜を弾けるようになりたいですよね。

両手でいきなり弾けるためには、次の2つの力が曲に十分なくらい育まれていることが条件です。

その2つの力とは、2段の楽譜(大譜表)とを同時に見る力と、複数の音楽(右手、左手)を同時に処理する能力が必要です。

どちらも訓練でできるようになります。

簡単な曲で、両手で弾く練習も取り入れていくことをおすすめしています。

楽しいピアノライフを!

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