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ピアノの練習でいつもバトルになってしまうということはありませんか?

練習をしなくてイライラ・・・

練習を始めてもイライラ・・・

せっかく楽しく音楽をしたくて始めたのに、苦しいばかりという方も少なくないと思います。

今回は自宅での練習のバトルを避けるための声かけの方法を紹介します!

バトル回避の声かけは?

なかなか練習をはじめないとき

早くピアノの練習をしなさい!!

いつピアノを聴かせてくれるかな?

子どものピアノの練習は親にとってピアノが聴けて嬉しい時間なのだとポジティブな言葉で伝えましょう。

子どもは「おうちの人が自分のピアノを楽しみにしてくれている」と感じるだけで、

大きなモチベーションになります。

練習をした後には、ポジティブなメッセージを伝えましょう。

ピアノの練習をしてえらい!

〇〇ちゃんのピアノが聴けて嬉しかったよ。

また聴かせてね。

「えらい」という言葉は注意が必要です。

楽しんでいることに「えらいね」と声をかけられると違和感を感じますよね。

「偉い」という言葉は普通の人よりも優れているという意味があります。

何かと比べて優れているというおざなりな声かけは、メチベーションの低下や「ほめられ依存症」に繋がります。

具体的に、自分の気持ちを込めたポジティブな声かけがベストです。

練習中に遊んだり集中していないとき

集中して練習しなさい!

5分間ここを繰り返し練習するミッションだよ!

子どもがピアノを練習しはじめたら、子どもを信じて本人に任せるのが一番です。

練習しているという事実だけでも十分です。

長い目で見てピアノと仲良くなるには、完璧を求めず「見守る」ことを心がけましょう。

・・・とは言っても耳に入る音はどうしても気になりますよね。

お風呂に入る時間も迫っているし、明日早いから速く寝ないといけないし、貴重な時間だから集中してほしい、、、と感じてしまいますよね。

そんな時は、タイマーを使った練習をおすすめしています。

子どもは時間の感覚があいまいなので、「貴重な時間」と考えることができず、大人のイライラにつながってしまいます。

そのあいまいな時間感覚をタイマーが見える化してくれます。

短い時間に区切って「5分以内にここを10回弾いてね!」などの具体的に提案します。

子どもが大好きなテレビ番組「逃◯中」にまねて「ミッションだよ」と伝えると目を輝かせる小学生は多いですよ。

タイマー練習法はこちらで詳しく紹介していますのであわせてご覧ください。

【オススメ】タイマーを使ったピアノの練習法【練習しない子へ】

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。ピアノを習い始めると、多くの親が自宅での練習に悩まされてしまいます。 練習しないことにイライラ・・・。 ピアノに向…

なかなか弾けるようにならない時

どうしてできないの!?

難しいところをがんばっているね(1)。

困っていることがあるかな(2)?

ここでも基本的には「見守る」のが一番です。

もし声をかけるとしたら、感情的に叱るのは絶対にNGです。

まず、(1)練習しているプロセスや姿勢を認めましょう。

弾けるようにならない理由は、実際のところ子どもたちにもわかりません。

感情に任せて叱られてもどうしようもないという場合が多いのです。

その子にとって難しい箇所に取り組んでいるという部分を認めることでポジティブな気持ちになります。

次に(2)今こどもが感じていることを子ども自身に言葉にしてもらうことで、問題にアプローチして一緒に対策を探しましょう。

ゆっくり弾くように言われたのに、速く弾いてつっかえてばかりいる

ゆっくり弾きなさい!

速く弾くと楽しい曲だよね(1)。

あとはつっかえずに弾けるといいね。そのためにゆっくり練習するといいと先生が言っていたね(2)。

つっかえずに弾いているこの曲を聴きたいな(3)。

ゆっくり練習するように言われても、速くなってしまう理由は1つ「速く弾くと楽しい」からです。

ピアノを弾く方だったら共感されると思います。

でも、聴いている方としてはつっかえつっかえの曲を聴くのは苦しいものですよね。

そんな時は「ゆっくり弾きなさい!」と感情的に命令をしても、子どもは楽しい気持ちを奪われたと感じて、やる気を無くしてしまいます。

まず(1)子どもが何をしたかったのか、理解しようとしてその状態を受け入れます。

そして次に(2)好ましくなり理由を伝えます。

楽しさにひたっている本人は意外と「つっかえている」という事実に気がつかないことがあります。

つっかえつっかえ弾いているという事実と、それでは仕上がらないという「好ましくない理由」を伝えます。

最後に(3)親の気持ちを伝えます。親自身の気持ちを正直に解放し伝えることで、子供が相手の感情を思いやり、円滑な人間関係を築くきっかけになります。

参考にした本

今回は、島村華子著「自分でできる子に育つほめ方叱り方」を参考にピアノの練習に当てはめて紹介しました。

もっと詳しく知りたい方はこちらを是非ご一読ください。

楽しいピアノライフを!

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【子ども】ピアノ練習でのバトルを回避する声かけは?【練習しない】” に対して2件のコメントがあります。

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