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ピアノの教科書

「ピアノに興味があるけれど何からやったらいいかわからない」

「レッスンに通うのは少し抵抗がある」

「自分でできることはないかな?」

このように考えている方にぴったりな「ピアノの教科書」をご紹介します!

豊富なカラー写真とQRコードで便利でわかりやすく、ピアノをこれからはじめる方だけでなく、すでに少し弾ける方にも役に立つ情報があります。

おすすめポイントを3つご紹介し、内容を詳しく見ていきますのでピアノのはじめの一歩の参考にご覧ください!

ポイント1.読んで弾いて面白い

カラー写真と解説がおよそ半分、残りの半分が楽譜というバランスです。

ピアノについての解説では、ピアノの種類、横幅・奥行き、音が出る仕組み、グランドピアノを上から撮影した写真などは綺麗で、図鑑のよう見ることができます。

ピアノを数年弾いていても、知らないことがあるかもしれません。

ピアノを弾く人なら知っておきたい楽器として特徴が詳しく載っています。

時々挟まれるコラムには練習方法の紹介や練習グッズ、アドバイスなど、役に立つ情報が豊富です。

付録には救急車の音やチャイムなど身近な音を弾く部分もあります。

ポイント2.QRコードから課題曲の動画を見ることができる

chapterごとにQRコードがあり、それを読み込むとすぐにYouTubeで練習課題曲の動画を見ることができます。

独学の最大の難点はあっているのどうかがわからない、ということだと思うのですが、ピアノの前にいながら対応する曲がスマホですぐに見本の演奏を聴くことができれば、すぐに解決します。

音を確認するだけでなく、手の形や、腕の動きまで参考にできるのでとても便利です。

ポイント3.ポップスを弾くための進み方

ポップスの曲は、右手でメロディを弾いて左手で伴奏を弾くのが一番オーソドックスなスタイルです。

「ピアノの教科書」ではポップスのスタイルをはじめから実践していきます。

クラシックの曲は、右手も左手もそれぞれ同じようにメロディを弾くことがあるので、バランスよく弾けるように取り組むことが理想的です。

クラシックの方法はポピュラーの曲だけを弾きたいという方にとっては、遠回りに感じることもあるかもしれません。

「ピアノの教科書」の進み方は、ポピュラーの曲を弾きたい人にとってより実用的です。

この本に足りないところ

  • 音符には全てカタカナで「ドレミ」がふってあるので、音符を読んで弾くという練習にはなりづらい。音符を読めるようになりたい方は他のテキストを使って補完するすることをおすすめします。
  • 右手メロディ、左手伴奏の形に偏っている。

こんな方におすすめ

  • まずはレッスンに行かずにひとりで弾いてみたいという方
  • ピアノってどんな感じかなと興味を持った方
  • 説明があると安心する方
  • 文字を読むのが好きな方
  • 豆知識が好きな方
  • すでに他の教本を使っているけどピアノのことをもっと知りたいという方

続いて内容を詳しく見ていきます。

内容紹介

はじめに

続いて巻頭の「はじめに」から著者の丹内真弓さんの「ピアノをはじめる上で大切な6つのこと」をまとめます。

ピアノをはじめる上で大切な6つのこと

  1. 習うより慣れよう!
  2. 頑張りすぎない!
  3. 習慣化する
  4. 耳を育てる
  5. 聴いてもらう
  6. 考えながら弾く

「ピアノの教科書」ヤマハミュージックメディアエンターテイメントホールディングス出版 「はじめに」より

楽譜を選ぶときに、「はじめに」を読んでしっくりくるものを選ぶと失敗が少なくなります。

「習うより慣れよう」という部分では、その後の解説では「頭で理解するだけではなく鍵盤に触れてみる」実践を大切にしていることがわかります。

「頑張り過ぎない」というのは、長く続けるためと余計な力を入れないためのコツです。大人のピアノでは「力み過ぎない」ということがキーポイントです。短い時間でちょこちょこと取り組むことで、余計な力が抜けて楽になるときがきます。

続いて「ピアノの教科書」の目次は次のようになっています。

introductionピアノの基礎知識

ここではまず演奏するときに知っておきたいことを学びます。

学ぶことは大きくまとめて次の3つです。

基礎知識

  • ピアノについて
  • 演奏フォーム
  • 基礎的な楽譜の読み方

ピアノという楽器について、子どもの頃から習っていても詳しく知らない方はいるのではないでしょうか。

子どものピアノレッスンの場合、知識を得る前に体験することが優先されるので子ども向けテキストには詳しく解説されているものは多くありません。

大人の場合、先に知識を得ることで次にやることが理解しやすいというかたも多いのではないでしょうか。

演奏する前に楽器や楽譜について知って、ピアノに親しみましょう。

ここで解説される楽器については次の項目があります。

ピアノについて

  • ピアノの種類(グランドピアノ・アップライトピアノ・電子ピアノ)
  • ピアノの構造
  • 各部の名前
  • 音が鳴る仕組み
  • ピアノ椅子の種類
  • 豆知識(ピアノと電子ピアノの違い、調律とは?、3本のペダルについて)

ピアノの図鑑みたいで眺めていても楽しいよ

次に演奏するときの姿勢についてです。ここでは写真ともに解説が書かれています。

楽譜の読み方では、楽譜に出てくる記号の解説と、音符と鍵盤の位置を図で解説されています。

chapter1 音を出してみよう

「ピアノの教科書」の中の『EX』というのはエクササイズのことで、学んだことをその習得するための小さな練習曲です。

新しいことを学ぶ→『EX』を弾くという順番で進んでいくよ。

各capterの最後に『練習曲』というタイトルで少し長い曲があるよ。

ここでは、ふんだんな写真とともに説明があります。

ここで学ぶことは主に次のことです。

音を出してみよう

  • 指番号
  • 弾くときの手のフォーム
  • 鍵盤をの上で指を動かす
  • 音の並びを覚える

ここまで、ほとんど楽譜は使わずに手と指の使い方を覚えるのがポイントです。

曲を弾くこととは離れて鍵盤の上で指を動かすことで、指の動かし方や鍵盤の感触に慣れていきます。

chapter2 簡単なメロディを弾こう

はじめは「ド」の1音だけ、次に「ドレ」の2音、という風に少しずつ使う音を増やします。

「ドレミ」の3音になったら2曲の短い曲のメロディを弾きます。

ドレミだけで「月の光に/フランス民謡」「かくれんぼ/わらべ歌」が弾けるよ!

スマホでQRコードを読むとお手本の演奏が見られるのも嬉しい!

この調子で1つずつ音を増やしていきます。

そしてここで「指くぐり」と「指こえ」のテクニックを学びます。

「指くぐり」と「指こえ」は広い範囲の音を弾くときに欠かせないテクニックです。

写真を参考に正しいテクニックを学びます。

ここまでくると表彰式でおなじみの曲「得賞歌/ヘンデル」と、音楽教室のCM「♩ドレミファソーラファミッレッド」でおなじみ「こびとがひとり森の中で/ドイツ民謡」が弾けるよ!

耳馴染みのある曲ばかり!

chapter3 左手もつけてみよう

左手は、低い「ミ」の音から始まります。

3番の指は最も安定しやすい指なので、3番で弾く「ミ」からはじめて、「ドレミファソ」に続けていきます。

左手だけで弾くことになれたら両手で弾いていきます。

両手は左手1音からはじめるので、やりやすい!

左手1音を弾いたら、次に部分的に右手と同じ音を弾きます。

それができたら、左手で「ドソ」を同時に弾き、伴奏につなげていきます。

chapter4 コードを押さえてみよう!

「コード」とは3つ以上の音を同時におさえる和音のことです。

1音ずつ増やしていくことで3つの音を同時におさえることに慣れていきます。

ここでは、とても最も基本的な3つのコードを覚えます。

chapter4で覚えるコード

  • C(ドミソ)
  • G7(シファソ)
  • F(ファラド)

chapter4の練習曲は「きよしこの夜」

クリスマスの時期によく聞く有名な曲だね。

chapter5 コードを押さえて両手奏!

両手で弾く練習として、膝上で両手別々のリズムを叩く練習をします。

その練習をした後に、練習曲「よろこびの歌/ベートーヴェン」を弾きます。

chapter6 これでバッチリ!両手奏

このchapterがこれまでのまとめであり、最終目標です。

「よろこびのうた」「アメージング・グレイス」の2曲を弾くために必要なことを練習していきます。

chapter5で学ぶこと

  • コードを使った伴奏形
  • 3連符

「よろこびのうた」「アメージング・グレイス」を弾いて「ピアノの教科書」でのピアノ学習はゴールだよ!

次のchapterはおまけのようなご褒美パート!

chapter7 いろいろな楽器

ここではピアノの仲間とも言えるいろいろな楽器を紹介しています。

QRコードからそれぞれの楽器の音色を聞くことはできます。

その曲の楽譜もあるので、楽器の音色をイメージして演奏してみましょう。

ピアノの仲間のいろいろな楽器

  • チェンバロ
  • チェレスタ
  • アコーディオン
  • パイプオルガン
  • クラシック・ギター

ピアノ以外の楽器の音色を知っていると、演奏の幅が広がるよ!

付録1 レパートリーを増やそう

ここでは有名なメロディを12~16小節と短くしたものを演奏できます。

♩凱旋行進曲/ヴェルディ

トランペットで演奏される有名なメロディです。

♩オクラホマミキサー(わらの中の七面鳥)

フォークダンスで使われる曲です。どこかで聞いたことがある方が多いと思います。

♩ハッピー・バースディ・トゥ・ユー

大切な人に演奏したら喜ばれそうです!

付録2 音で遊ぼうー音ネタ編

チャイムや救急車の音など、身の回りの音をピアノで表す楽譜が載っています。

付録3 コードネーム一覧

最後に♭や#がつかないコードの音符と鍵盤図による一覧があります。

「ピアノの教科書」以外の曲を弾くときにも役立ちます。

以上「ピアノの教科書」の内容を詳しく見てきました。

ピアノに興味を持ったことがある方におすすめ!

1冊持っていて損はない1冊です。

imformation

  • 「入門・初心者にわかりやすい ピアノの教科書」
  • 2019年初版
  • 著者:丹内真弓
  • 併用曲集:なし
  • 157ページ
  • 構成・・・イントロダクション、チャプター1〜7、付録としてコードネーム一覧など
  • 曲数・・・60曲
  • レベル・・・入門からバイエル上巻終了程度
    最終曲は16小節の「ハッピーバースデートゥユー」

楽しいピアノライフを!

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【大人のピアノ入門教則本紹介】Vol.12 「ピアノの教科書」” に対して2件のコメントがあります。

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