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ここでは「ミッフィーのぴあの絵本」を紐解いて行きます。

1〜3の全3巻のおすすめポイントと詳しい内容をご紹介します。

ミッフィーのぴあの絵本

ポイント1:ピアノで曲を弾く前に

ピアノを弾く前に、ピアノや楽譜に親しみを持つために、ピアノと遊びを組み合わせることで、自然に仲良くなれます。

物語を読む前に、オノマトペや単語だけで構成された絵本を読み聞かせしながら一緒に声に出してみることに似ています。

ミッフィーのイラストとピアノで、音とイメージの世界で遊ぶことを通して音楽の世界に自然と入っていくことができます。

ポイント2:イラストと遊びを通じて想像力を広げる

シンプルで小さな子どもも親しみやすいミッフィーのイラストでイメージを膨らませてピアノにむかうことで、想像力を膨らませて音楽をする基礎を養うことができます。

いきなり楽譜を見てただ音を鳴らすのではなく、音とピアノと想像を膨らませることをごく初期の段階から繋げることができます。

ピアノ曲を弾くようになる段階でもそれらを分断せずに総合して取り組むことができる姿勢を育てることができます。

ポイント3:別冊の「チャレンジブック」「レッスンガイド」でさらに広がる!

3冊のテキストと合わせて別冊の「チャレンジブック」と「レッスンガイド」の2冊を使うとレッスンが何倍にも膨らみます。

「チャレンジブック」はよりレッスンを実り多いものにするためのサブ・ブックとされていて、それぞれのテキストをさらに発展させることができる曲やイラストが載っています。

そして、補助グッズのクラフトがたくさん付いています。
クラフトを使ってより楽しくイメージや動きを持って取り組むことができます。

付属のCDを使うと、それぞれの場面がさらに膨らみます。

また「レッスンガイド」では、1つずつの項目についてかなり詳細にレッスンの進め方が紹介されているので参考になります。

メインテキストの曲に入る前の導入の遊びなども紹介されていて、そのままの流れでレッスンすることができます。

こんな人におすすめ

  • 遊びにピアノを取り入れたい方

このテキストに足りないところ

  • 付属のCDや伴奏集がないとテキストの魅力が半減してしまう。併用テキストを一緒に使うことをお勧めします。
  • このテキストを題材に自由に工夫して楽しく遊ぶことが使用者に委ねられている。工夫次第で楽しくもつまらなくもなる可能性があります!

詳しい内容は?

対象

これからピアノをはじめる小さなお子さま

2歳〜

目的

小さなお子さまが、楽しく興味いっぱいにレッスンが続けられること。

生まれて始めてピアノに出会い、興味津々で遊び弾きをする子どもの瞳の輝きを、次第にステップアップして行く学習の中で保ち続け、さらに憧れの翼を広げていくこと

このテキストで気をつけていること

  • 生活に身近な音を素材として取り入れる
  • イラストと曲との密接なつながりにより、子どもが直感的に曲のイメージをつかむことができる
  • 年少の幼児でも集中力と達成感が得られる曲の長さ
  • 楽しみながら確実なステップアップができ、既存のメソッドへの移行、併用がしやすいカリキュラム

併用テキスト

全3巻のメインテキストに加えて、2冊の併用テキストがあります。

「ミッフィーのぴあの絵本 はじめてのおんがくドリル」

「ミッフィーのぴあの絵本 別冊ちゃれんじぶっく」クラフト&CD付

こちらには、「ぴあの絵本」①〜③全曲を収録したCDとレッスンに役立つグッズが入っています。

指導者用にはさらに2冊あります。

わくわくレッスンガイド

わくわく伴奏集

次に各巻の内容を詳しくお伝えします!

ミッフィーのピアノ絵本①ぴあのさん、あそぼ!

ミッフィーの絵本のように10の場面があり、
それぞれの場面に合った1〜2小節のごく簡単なフレーズが書かれています。

四分音符と「ド〜ソ」の音が登場します。

身近な音やメロディをピアノで演奏するものと、様子を表現するものでできています。

身近な音やメロディをピアノで

くらくしょん・・・車のクラクションの音を2つの黒鍵を使って表現します。

やまびこ・・・「ヤッホー」の声を大きさを変えて表します。

様子を表現するもの

トランポリン・・・「ド」の音のスタッカートで表現します。音の高さを変えることでミッフィーのジャンプと、こいぬのジャンプを表現します。

かなしいドレミ・・・普通のドレミと、フラットを使った

行進・・・「ドレ」で、歩く様子を表します。

お花を育てる・・・「ド」の音が「ドレミ」「ドレミファソ」と増えていくことで花が育つ様子を表します。

ミッフィーのピアノ絵本②ぴあのさんとなかよし

8つの場面に合わせて色々な音を弾きます。

「ド〜ド」のオクターブの音を使います。

第1巻では片手ずつでしたが、左右の手を順番に弾く曲も出てきます。

身近な音やメロディをピアノで

救急車、呼び鈴、時報、チャイムなどの音を弾く

様子を表現するもの

ピンポン・・・卓球でボールがはねる様子を表します。

綱引き・・・真ん中の「ド」から左右に少しずつ左右に音を増やして綱引きの様子を表現します。

シーソー・・・左右の手のでシーソーの揺れる様子を表します。

ミッフィーのぴあの絵本③ぴあのってたのしいね!

9つの場面の曲を弾きます。

八分音符が登場し、

両手を一緒に弾く曲も出てきます。

「ドミソ」「ドファラ」「シファソ」の主要三和音を分散和音で弾くものや、

装飾音の素早い動きなども弾きます。

身近な音やメロディをピアノで

かくれんぼでは「もういいかい?まあだだよ」のメロディを、

第1巻でも出てきたやまびこでは、「ヤッホー」メロディを両手で弾き、2人で言っている様子を弾きます。

様子を表現するもの

なわとび・・・四分音符で普通のジャンプ、八分音符で二重跳びを表します。

ブランコ・・・ゆらゆら揺れる様子を表します。初めは少ない音で小さな揺れ、だんだん音が増えて大きな揺れになります。

水遊び・・・装飾音で水がはねる様子を表します。

サイクリング・・・途中の風景の様子を「ドミソ」「ドファラ」「シファソ」の和音で表現します。

テキスト概要

  • 「ミッフィーのぴあの絵本」①②③
  • 編著:ヤマハミュージックメディア
  • 作編曲:飯田真樹(「わくわく伴奏集」のみ)
  • イラスト:ディック・ブルーナ
  • 2003年出版
  • ヤマハミュージックメディア出版
  • 併用テキスト:「はじめてのおんがくドリル」「別冊チャレンジブック」
  • 指導者ツール:「わくわく伴奏集」「わくわくレッスンガイド」

楽しいピアノライフを!

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