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七十二候が秋分の末候「水始涸」になりました。
田んぼの水を抜いて乾かし、稲穂の刈り入れに備える頃とされています。
湿った空気が肌にまとわりつくようだった夏が終わり、サラサラと乾いた風が心地良い季節です。
草花もどこかみずみずしさを失って、乾いた風になびいてカサカサと乾いた音をたてます。

そんな時に弾きたくなるのは三善晃の「田んぼをわたるそよ風」です。
「Miyoshiピアノ・メソード」の第5巻に収録されている練習曲78です。
左右の手で絡まり合うように、風が稲穂をサラサラと揺らしながら通り過ぎていきます。
家にいながら風感じられる曲です。
穏やかな田んぼの風景が思い浮かびます。


