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暦とピアノ水始涸(みずはじめてかる)

七十二候が秋分の末候「水始涸」になりました。

田んぼの水を抜いて乾かし、稲穂の刈り入れに備える頃とされています。

湿った空気が肌にまとわりつくようだった夏が終わり、サラサラと乾いた風が心地良い季節です。

草花もどこかみずみずしさを失って、乾いた風になびいてカサカサと乾いた音をたてます。

そんな時に弾きたくなるのは三善晃の「田んぼをわたるそよ風」です。

「Miyoshiピアノ・メソード」の第5巻に収録されている練習曲78です。

左右の手で絡まり合うように、風が稲穂をサラサラと揺らしながら通り過ぎていきます。

家にいながら風感じられる曲です。

穏やかな田んぼの風景が思い浮かびます。

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執筆者

プロフィールイラスト
Kinako

ピアノ講師、ピアノ弾き、ピアノ教本の専門家。
自宅教室で指導の傍ら演奏活動を行う。
「自分で奏る喜びをたくさんの人に」をテーマにwebサイト「ピアノ・レッスンズ」を運営。
チャイルドカウンセラー取得。
中高教員免許(音楽)取得。
2児の母。