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なんとなく暮らしていると日々慌ただしく毎日が過ぎていってしまいます。

気がつくとあっという間に1週間、1ヶ月、半年、と経ってしまい、ふと虚しくなるなんてこともありますよね。

少し立ち止まって、暮らしの中に季節と音楽を取り入れて、1日をほんの少し特別なものにしませんか?

ここでは旧暦の二十四節、七十二候と、それに合う日本人作曲家のピアノ曲を選曲してご紹介します。

暦は日本に古くから伝わる細やかな感性を思い出させてくれます。

その日本に育った作曲家による素敵なピアノ曲でさらに日常に彩が加わります。

実際に私も音楽と一緒に暦を気にするようになって、日々の鮮明さがより感じられるようになりました。

ピアノ曲のレベルはバイエル後半〜ブルグミュラーまでの中級程度の曲です。

ぜひ季節と音楽を感じて日々を少し特別なものにしていきましょう!

蟋蟀在戸(10/18~10/22頃)

10/19ごろから寒露の末候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」に入りました。

「蟋蟀」はここでは「きりぎりす」と読みますが、一般的にはこおろぎと読みます。そしてここで意味するものもこおろぎのことです。

起源となっているのは、中国最古の詩集「詩経」の農民の暮らしを読んだ一節です。

七月在野
八月在宇
九月在戸
十月蟋蟀入我牀下

「詩経」の「風ひんぷう・七月」より

意味は「七月に野に在り、八月は軒下に在り、九月は戸に在り、十月はキリギリスが我が床の下に入る」

少しずつ空気が冷たくなり、キリギリスが暮らしの身近な暖かいところにやってくる、そんな季節です。

キリギリスといえば、「あれまつむしが鳴いている」で始まる童謡「虫の声」にも登場しますね。

「虫の声」は小学校の音楽の教科書にものっていて多くの人に親しまれています。

キリギリス(こおろぎ)が人の暮らしの近くにいることがわかります。

おすすめ!『ぬいぐるみのゆめ』より「こおろぎの好きなワルツ」

こおろぎがタイトルにつくピアノ曲、小森昭宏作曲『ぬいぐるみのゆめ』より「こおろぎの好きなワルツ」を弾きました。

おとぎばなしの中のように入ったような、かわいらしい曲です。

小さな生き物たちと共に暮らしていることを思い出させてくれます。

秋の穏やかな気分にぴったりです。

楽しいピアノライフを!

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