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ピアノの先生としてオススメのおもちゃ「ピアノ絵本」をご紹介します。

今回オススメするのは、「どうようクラシック 名曲ピアノえほん」です。

こんな親にピッタリ

  • 子どもに音楽好きになってほしい
  • 音楽の苦手を克服してもらいたい
  • 教育的にためになるおもちゃを与えたい
  • ピアノを買うのはまだ先だけど、音楽に親しんでほしい
  • 習い事のように肩肘張らずに、気楽にピアノを楽しんでほしい
  • 一緒にピアノで遊びたい

ピアノの先生としての視点でおすすめポイントと、実際に使ってみて感じた注意点をご紹介しますので参考にしてください!

おすすめポイント

「どうようクラシック名曲ピアノえほん」はたくさんあるピアノ絵本の中でいちばん本物に近く本格的です。

とは言え、もちろんおもちゃとして遊び心が満載です。

遊べるおもちゃで本格的!

おすすめポイントを7つ紹介します!

1.鍵盤数が多い

「どうようクラシック名曲ピアノえほん」の1番の特徴はなんと言っても鍵盤数が多いことです。

37鍵盤、3オクターブ分の鍵盤があります。

絵本と一緒になっているタイプでは最も多い数です。

鍵盤数が多いので演奏の幅が広がります。

2.両手で演奏できる

3オクターブあると、両手で演奏することができます。

収録されている曲の伴奏だけでなく、ちょっとしたピアノの曲だったら演奏することが可能です。

こちら↓で実際に両手で演奏してみたので参考にご覧ください。

3.親子、きょうだいで一緒に演奏できる

また鍵盤数が多いと親子、きょうだいで並んで一緒に遊ぶことも可能です。

家族で音楽を楽しむ時間を作るきっかけになります。

4.鍵盤の幅がピアノに近い

ピアノ絵本の中では最もピアノの鍵盤に幅が近いものです。

こちらは2cm、生ピアノの鍵盤の幅は2.3cmです。

おもちゃとして遊びながら、ピアノへの移行をスムーズにできます。

5.軽くて折り畳めるので持ち運びができる

これだけの機能が詰まっているのに折り畳めばA4に近いくらいの大きさになります。

一般的な楽譜より少し大きいぐらいです。

楽譜と比較
A4サイズの楽譜と比べるとこんな感じです。

そして軽いので小さなお子さんでも家のどこでも持ち運べます。

車の長時間移動で退屈しないように持ち込むこともできます。

6.子どもが知っている曲ばかり50曲

収録されている曲が子どもが自然と親しむ曲ばかりです。

7.音量調節ができるので鍵盤ハーモニカの練習に最適

幼稚園や小学校で鍵盤ハーモニカを習い、自宅で練習する機会もあると思います。

鍵盤ハーモニカは家で演奏すると意外と音が大きいことにびっくりします。

ピアノ絵本は音量が調節できるので、ご近所迷惑を心配する必要もありません

自宅での練習にピッタリです。

注意点

次に私が実際に使ってみて感じた注意点を5つお伝えします。

1.曲選びはタイトルと数字や楽譜から

自動演奏の曲を選ぶときには、数字のボタンを操作する必要があります。

ですので、数字が読めないと操作が難しいです。

50もの曲を選ぶときは、ひらがな・カタカナ・英語で書かれたリストから選びます。

曲をイラストで視覚的に認識できるようにしているピアノ絵本もありますが、こちらは文字で選びます。

一人で遊ぶ場合は文字や数字が理解できる必要があります。

ですが、大人と一緒に遊ぶことで数字やひらがなを覚えるきっかけになりますので、遊び方次第で数字や文字が読めない小さなお子様も使うことができます。

一方付属の楽譜は曲にちなんだカラフルなイラストが描かれていて絵本になっていますので、楽譜をパラパラとめくりながら曲を探すということもできます。

その場合も数字と照らし合わせる必要はあります。

2.伴奏がシンプル

他のピアノ絵本に比べて伴奏がシンプルです。

ピアノで実際に演奏できる伴奏という感じです。

他のピアノ絵本ではキラキラと華やかな電子音が入るものもありますが、それに比べると単調に聞こえる部分もあります。

ですが、幼稚園や小学校で先生が演奏してくれる伴奏に近いのでより本物に近いとも言えます。

3.自動演奏にすると自分の演奏が少し聞こえづらい

自動演奏では、自分が弾くメロディと同じメロディが1オクターブ上で鳴っています。

音色をオルゴールにすると、全く同じ音域になります。

そのため自分が弾いている音が少し聞こえづらい感じがしました。

伴奏がなっているというよりも、一緒に演奏しているという感じです。

こちらの演奏ボタンは、「伴奏」ではなくあくまで「自動演奏」です。

自分の音がメインではなく、自動演奏に合わせて弾くスタイルだと思うと納得がいきます。

4.同時発音は6つまで

一緒に音を鳴らすことができるのは6つまでです。

7つ目の音を抑えても鳴りません

ただ、7つ同時に鳴らすということは滅多にありませんので、遊ぶには十分です。

5.音量や速さのめもりがない

音の大きさや、速さは5段階で調節ができます。

ですが、レベルの目盛りがないので今がどの段階にあるのか見た目では判断できません

聞いてみて、どの速さがいいか調節します。

他のピアノ絵本やキーボードではがあるものが多いです。

紹介動画

こちらの動画では開封から、ボタン操作、演奏をしているので参考にご覧ください。

キーボードとの違いは?

最後に5000円を超えると簡単なキーボードを購入することができます。

値段が近いカシオのミニ鍵盤キーボードと比べた時のポイントをお伝えします。

  • 折りたたみができて場所を取らない
  • 鍵盤の幅がカシオの方が小さい
  • デザインが子ども向けで分かりやすく扱いやすい
  • カラフルでおもちゃとしての遊び心がある
  • 楽譜が絵本になっていて楽しい
  • 収録曲が子どもが知っている曲ばかり

以上、「どうようクラシック名曲ピアノえほん」をご紹介しました!

お子さんお孫さんのプレゼントにぜひ!

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執筆者

プロフィールイラスト
Kinako

ピアノ講師・ピアノ演奏家のピアノレッスンズ。
自宅教室で指導の傍ら演奏活動を行う。
「自分で奏る喜びをたくさんの人に」をテーマにwebサイト「ピアノ・レッスンズ」を運営。

中高教員免許(音楽)取得。
チャイルドカウンセラー取得。

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ピアノ絵本でここまでできる!「どうようクラシック名曲ピアノえほん」をレビュー!” に対して2件のコメントがあります。

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