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たくさん出版されているおんがくドリル。

今回紹介する「WAKU WAKU おんがくドリル」は、大人も子どもも使える便利なワークです。

汐巻公子が出版されている「1日1枚ハギトリ式」シリーズの1つです。

音符の読み方から、音楽用語、理論まで、バランスの取れたワークです。

こちらを細くを紹介しながら、ポイントを紹介いたします!

目次

「1日1枚ハギトリ式 WAKU WAKU おんがくドリル」上下

テキストの特徴

上巻の内容

下巻の内容

おすすめポイント1:解説と問題がセットになっている

おすすめポイント2:ピアノの導入教材で登場することを確認できる

このテキストに足りないところ

こんな人におすすめ!

こんな教本と一緒に使うのがおすすめ!

概要

「1日1枚ハギトリ式 WAKU WAKU おんがくドリル」上下

ピアノ指導者でいらっしゃる汐巻公子が出版されている「1日1枚ハギトリ式」ドリルシリーズで、いちばんはじめに出たものです。

テキストの特徴

巻頭にある著者の言葉を見てみます。

ピアノレッスンを始めた生徒は弾くことと同時に書くこと、つまり理論の学習を行うことが大切です。本書の読譜・リズム・調性・和音・楽語などを楽しく学びながら総合的な音楽力を育成します。初歩の生徒にとって無理のない進度ですので、自分の力で考え、自分の力で理解することができるようになり、将来自らの力で曲を分析し演奏することができるように成長することでしょう。

汐巻公子(2006年)「WAKU WAKU おんがくドリル」株式会社ヤマハミュージックメディア

つまりまとめると、対象は‥

  • ピアノのレッスンを始めた生徒

内容は‥

  • 読譜(楽譜を読むこと)
  • リズム
  • 調性
  • 和音
  • 楽語

目的は‥

  • 総合的な音楽力を育成する
  • 自分の力で考え、自分の力で理解することができるようになる
  • 将来自らの力で曲を分析し演奏することができるようになる

ということです。

演奏するだけではなく、理論をしっかり学んで自分の力で分析できることを目指しています。

上巻の内容

上巻では音符の読み方から、主要三和音までの広範囲な基礎的な力を身につけます。

以下大まかな内容です。

  1. 指番号
  2. ドレミ
    • 線と間
    • ト音記号の中央のドレミを覚える
  3. 音の名前
    • ト音記号のドレミファソラシドを覚える
    • ヘ音記号のドレミファソラシドを覚える
  4. ト音記号とヘ音記号を書く練習
  5. 音の長さ
  6. 音符の名前
    • 全音符から八分音符まで
    • 全休符から八分休符まで
  7. いろいろな拍子
    • 2/4拍子、3/4拍子、4/4拍子
  8. 強弱記号
  9. 音の名前
    • ト音記号の高いドレミファソラシドを覚える
    • ヘ音記号の低いドレミファソラシドを覚える
  10. シャープ#とフラット♭
  11. 音階とハーモニー
    • ハ長調、ト長調、へ長調のスケール
    • #、♭が増えていく順番を覚える
    • ハ長調、ト長調、へ長調のⅠ・Ⅳ・Ⅴの和音

全52枚(できたねシート1枚含む)

下巻の内容

こちらも、目次を元に細かい内容を見ていきます。

下巻は上巻の復習をしながら、さらに各項目を深く覚えていきます。

  1. 音の名前
    • 日本音名、イタリア音名、ドイツ語音名、英語音名
    • ト音記号のドレミファソラシド、ヘ音記号のドレミファソラシド(上巻の復習)
  2. 音符の名前
    • 上巻の音符+16分音符、付点4分音符
  3. 休符の名前
    • 上巻の休符+16分休符、付点4分休符
  4. 音の長さ
  5. 拍子
    • 2/4、3/4、4/4拍子
  6. 記号
    • スタッカート、スラーなど
  7. 繰り返し記号
    • ダカーポ、ダルセーニョなど
  8. 速度記号
  9. #・♭のつく音の名前
    • #、♭がつく時の日本音名、イタリア音名、ドイツ語音名、英語音名
  10. 音の名前
    • ト音記号の高いドから可線3本のミ
    • ヘ音記号の低いドから可線3本のラ
  11. オクターブ
  12. 強拍と弱拍
  13. 長音階
    • #・♭が各2つまでの調
  14. 短音階
    • #・♭が各2つまでの調
  15. 発想記号

全52枚(できたねシート1枚含む)

おすすめポイント1:解説と問題がセットになっている

ドリルという名前が付いていますが、解説書も兼ねています。

「おぼえましょう」というタイトルでページの1/3程度で簡単に解説がされています。

続いて、「やってみよう」という部分が覚えたことを使って問題を解いていきます。

この一冊で、覚えることを理解して、問題を解いて覚えていくということがセットで行うことができます。

おすすめポイント2:ピアノの導入教材で登場することを確認できる

ピアノの導入のテキストでは曲を弾きながら、その曲に出てくる新しい大切なことが解説されていることが多いです。

大切な用語や、言葉をまとめて一冊にしたという形です。

ピアノのテキストだけと、また新しい言葉やルールがどんどん出てくるので、

忘れた頃にまた登場して「これ、なんだったっけ??」となることが多いのではないでしょうか。

重要なことばやルールがまとまっているので、ピアノテキストの予習や復習としてぴったりです。

上巻は特に、ピアノを弾くのであれば必ず覚えておかなければならないことばかりがまとめられています。

下巻では、初級から中級程度のテキストで登場する用語を覚えるページが増えます。

速度記号や、発想記号のページはピアノ演奏の時にそばにおいていつも確認できるようにしておくのも良いと思います。

このテキストに足りないところ

  • 下巻の後半は楽語が多く登場するので、ドリルを解くだけで覚えることは難しい。テキストとして活用することの方がおすすめ。

こんな人におすすめ!

  • ピアノを弾く時に覚えることを、まとめて確認したい人
  • ピアノ以外でも楽器を演奏していて、楽譜のルールを覚えたい人
  • これからピアノや楽器をはじめようと考えている人

こんな教本と一緒に使うのがおすすめ!

音符が出てくる順番は真ん中のドからなので、ピアノテキストも真ん中のドから出てくるものだとはじめから並行して使用しやすい。

  • オルガンピアノ
  • ぴあのどりーむ
  • ピアノひけるよジュニア
  • トンプソンはじめてのピアノ教本

など。

ある程度テキストが進んでいる場合はどんなテキストでも対応できる。

概要

  • 1日1枚ハギトリ式 WAKU WAKU おんがくドリル 上下巻
  • 2006年出版
  • 著者:汐巻公子
  • レベル:導入〜中級レベル
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