たくさんの習い事がある中で、ピアノを習うことにどんなメリットがあるのでしょうか?
今回は10こにまとめてお伝えします!
音楽を楽しむ幅が広がる
多くの子どもたちが、学校の音楽の授業を楽しみにワクワクと音楽室へやってきます。
子どもにとって音楽は「楽しいことそのもの」としてつながっています。
ピアノは「練習が大変そう・・・」とイメージが先行している方もいるかもしれませんが、本来は音楽は楽しむためのものです。
ピアノ=練習と決めつけてしまうのはもったいない!
子どものペースをしっかり見守っていくことで音楽の楽しみ方を増幅させることができます。
どんな「聴く」体験よりも「演奏する」体験には比べ物になりません。
ピアノを習うことで実際に演奏する楽しさを味わうことができます。
さらにピアノは音楽の構成を知る基礎を学ぶことができます。
構成を知ると音楽の奥行きが広がります。
奥行きが広がるとただ「聴く」という行為でも楽しみ方が増えていきます。
ピアノのレッスンを通して広がる音楽の幅は多岐にわたります。
伝統ある文化につながることができる
クラシック音楽に親しんでいくと自ずと海外のことや、歴史、美術、文学と関連してきます。
クラシックピアノは約400年前にできた曲を弾くこともあります。
歴史や伝統と繋がった音楽を学び楽しむことができます。
表現するおもしろさを味わえる
感じたことや、思ったことを、音や音楽を通して表現することは他に変えがたいおもしろさがあるものです。
ピアノを通してそうした表現することの喜びを小さい時から感じることができます。
豊かな感受性が育まれます。
想像力が豊かになる
ピアノは音から想像をする作業でもあります。
ピアノの音をきっかけに想像の世界を広げていきます。
想像力はコミュニケーションをする上でも大切です。
マルチタスクに強くなる
マルチタスクとは、同時に複数の作業を行うことです。
ピアノを弾くとき、同時に多くのことを行っています。
目・・・楽譜を読み取る
耳・・・鳴らしている音を聴いている
手・・・左右違う動きで鍵盤を演奏している
足・・・ペダルを踏む
これらが全て繊細な作業を行っているのです。
同時に、頭の中では想像力を働かせて音楽の情景を思い浮かべ、音色を思い浮かべています。
脳を最大限に使って取り組むトレーニングになります。
計画的に物事を進める練習になる
ピアノはコツコツと練習を積み重ねて技術を身につけて行きます。
発表会がある場合は、数ヶ月前からそこに向けて1つの曲を仕上げて行きます。
計画的に物事を進めていくことを学ぶことができます。
すぐに結果が出ないことを経験できる
今の社会はとても速度が速く、すぐに結果を求められがちですが、実際の生活でははそうでない部分もたくさんあります。
作る側にいこうとすると、むしろじっくりと腰を据えて、すぐに結果が出ないことにも根気を持って取り組む必要があります。
ピアノを習うと身をもってそういった経験を積むことができます。
どうしようもない思いを経験できる
ピアノを弾いていると計画通りに物事は進まないことも味わいます。
「あんなに練習したところが急に弾けなくなった」
「しばらく放置していたらなぜか弾けるようになった」
「同じピアノなのに、人によって音が違う」
全てが計画的に行くわけではないということも味わうことになります。
一人でなんとかできるようになる
ピアノは一人で完結する楽器です。
発表会では1人でステージにたちます。
バイオリンなどの弦楽器はほとんどの場合が伴奏者がいますし、ダンスなどは大勢で行うことが多ですが、
ピアノは1人でステージに立ち、自分がやるしかないという状況になります。
1人でなんとかしようとする力、責任を持ってやりきる力を育むことができます。
親子のコミュニケーションにつながる
ピアノのレッスンを通して知った曲を一緒に楽しんだり、
音楽を通して会話ややりとりが生まれます。
また、日々の練習や、発表会に向けての取り組みではサポートがさらに必要になります。
お互いの思いがすれ違ったり、ぶつかったりすることもあるかもしれません。
それらも含めて、親子ともに成長していくことができます。
親が子どもの気持ちや考えを尊重してサポートすると、遊びだけでは発生しないコミュニケーションに繋がります。
以上、ピアノのレッスンがオススメな理由を10個ご紹介しました!
楽しいピアノライフを!
執筆者
ピアノ講師・ピアノ演奏家のピアノレッスンズ。
自宅教室で指導の傍ら演奏活動を行う。
「自分で奏る喜びをたくさんの人に」をテーマにwebサイト「ピアノ・レッスンズ」を運営。
中高教員免許(音楽)取得。
チャイルドカウンセラー取得。
“【子どもの習い事】ピアノがおすすめ!10の理由” に対して1件のコメントがあります。