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ピアノで好きなアーティストの曲でも弾いてみようと思って楽譜を買って見たものの、弾きづらくてびっくり・・・なんてことはありませんか?

特にクラシックピアノを習っていて、「ブルグミュラー」や「ソナチネ」を中心に練習していた方にとって、流行りのポップ系の曲はとっつきにくく感じるのではないでしょうか。

その理由の1つはリズムにあります

ポップス系の曲は、クラシックの、特にレッスンで取り入れることの多い古典派の曲に比べてリズムが細かく複雑です。

リズムに強くなることは、ポップス系の曲を弾けるようになるための近道です

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リズム譜に強くなる

リズムの練習は独学で一番難しいところです。

合っているのかどうなのか確認ができないのです。

リズムの練習でおすすめは、ピアノから離れてリズムだけで練習することです。

特に音楽系のアプリはたくさんあり、楽しく使えるのでおすすめです。

リズムゲームはたくさんありますが、音符を使ったゲームを使うとリズム譜を読むことが強化されます。

私のおすすめは「リズムトレーナー」というアプリです。

音楽リズムトレーナー

音楽リズムトレーナー

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1小節の短いリズムをお手本を聞いて後に画面をタップします。

レベルが細かく分かれているので、初級の方から上級レベルまで使えます。

レベルは1〜167までに分かれていて、123からは500円/月がかかりますが、無料でも十分にトレーニングになります。

はじめにレベルを測定することができるので無理なくちょうど良いところから始めることができます。

楽しながらリズムをマスターできるのでおすすめです。

構成は次の通りです。

  • 1〜25 四分音符・八分音符
  • 26〜45 十六分音符
  • 46〜88 三連符
  • 89〜103 十六分音符その2
  • 104〜106 四分三連符
  • 107〜166 上級(十六分音符その3)
  • 167〜168 無限記号

140までマスターできれば、様々なポップスの曲をリズムにつまずかずに楽譜が読めるようになります。

リズムを弾くことに強くなる

リズム譜を読むことに慣れながら、同時に演奏にも慣れていきます。

好きな曲を1曲丁寧に仕上げる。

ポップス系の曲のリズムは、はじめは複雑に見えますが、ある程度のパターンがあります

なので、まず気に入った一曲を丁寧に仕上げることをお勧めします。

そうすることで、他の曲も弾きやすくなります

覚えているメロディをなんとなく弾かない。

リズムを読むことが苦手で、知っているメロディだとついついなんとなく聞き覚えのあるのリズムで弾いてしまいがちです。

そうするとリズム譜を読む力に繋がりません

知っている曲のメロディーが楽譜になるとどう表されるのかを知ると、より曲にノリやすくなります。

そのリズムが16分音符からできているのか、三連符からできているのか。

伸びている長い音符の中に隠れているリズムを感じることができるようになります。

そうすることで元の曲のノリを表現できてリズムに強くなることに加えて、

曲を聴くときの感じ方も変わり楽しみ方が増えます。いいことづくしです。

タイは外して練習する。

ポップス系の曲はタイが多いことがあります。

特に1拍目が少し前に食い込むように前のめりになることで、1拍目がタイでつながれて前の音符と繋がっていることが多いです。

こうなることで曲に疾走感が出ますが、1拍目がないとリズムを見失いやすいのです。

はじめのうちはタイを外して、全ての音を弾く練習をしましょう。

そうすることで、タイでのびて弾きなおさない部分の音とリズムを身体に染み込ませます。

慣れてきたらタイをつけて弾いてみます。

はじめに1拍目を弾いたことで、タイでのびていて弾かない拍も感じることができます

音がのびているときに、そこにある弾かれていないリズムを感じていることが曲をリズム良く感じます。

メトロノームに合わせる。

練習の時は必ずメトロノームを使いましょう。

メトロノームを使うと弾きづらくなる、と感じる方も多いと思いますが、

ポップス系の曲は特に、正確に刻まれるリズムが要です。

慣れない場合は、片手だけメトロノームに合わせるや、すでに弾ける簡単な部分だけ合わせるという方法からでも大丈夫です。

使える部分から徐々に慣れて増やしていきましょう。

メトロノームの使い方も工夫しましょう。

はじめは、拍の頭で合わせて練習します

次に拍の裏(1と2との「と」の部分)に合わせて演奏します。

これは慣れるまでは大変ですが、慣れるとリズムがぐっと得意になります。

以上、ポップス系の曲に慣れるためのポイントをまとめました。

楽しいピアノライフを!

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執筆者

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Kinako

ピアノ講師・ピアノ演奏家のピアノレッスンズ。
自宅教室で指導の傍ら演奏活動を行う。
「自分で奏る喜びをたくさんの人に」をテーマにwebサイト「ピアノ・レッスンズ」を運営。

中高教員免許(音楽)取得。
チャイルドカウンセラー取得。

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