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今回は「楽譜の知識をしっかりつけよう ピアノひけるよ!楽典ワーク」を紐解いていきます。
いったいどのようなテキストなのでしょうか?
前編では内容を詳しく見てみます。

「楽譜の知識をしっかりつけよう ピアノひけるよ!楽典ワーク」
こちらのテキストは橋本晃一編著の「ピアノひけるよ!」シリーズの楽典ワークです。
2006年にドレミ楽譜出版社から出版されました。
「ピアノひけるよ!」シリーズは、導入期から初級までのピアノ教本です。
バイエル程度の段階で童謡や有名な曲で楽しく学んでいくシリーズです。
この教本についてはこちら↓で紹介しています。
対象
小学校高学年としています。
漢字には全てフリガナがあり、お子さんでも抵抗なく読めるようになっています。
「ピアノひけるよ!」シニア1〜3巻(バイエル後半程度)と並行して活用できるようになっています。
内容
5つのパートに分かれており、各パートでは項目ごとに解説と確認問題がセットになっています。
次に各パートの内容を詳しく見ていきます。
パート1 基礎知識
ここで学ぶのは以下の内容です。
- 楽譜の各名称や、音符の読み方
- 音名をイタリア語、ドイツ語、英語、日本語で
- 全音から16分音符までと、付点・複付点音符(休符も同様)
- 拍子記号(4/4、3/4、2/4、2/2、6/8拍子)
- リズム譜とその書き方
- 強拍、弱拍、シンコペーション
- 3連符、2連符、4連符、5、6、7、9・・・連符
- 臨時記号(#、♭、ダブルシャープ、ダブルフラット、ナチュラル)
パート2 用語・記号
ここでは以下の内容を学びます。
- テンポについて・・・数字で表すものとイタリア語によるもの
- 強弱記号・・・pppからfffまで
- テンポと強弱の変化いに関する記号とイタリア語
- 曲想についての用語(アルファベット順にまとめられている)
- 奏法について・・・グリッサンド、レガート、ペダル、装飾音の記号など
- 反復記号・・・D.C.やD.S.、音型の繰り返し記号
パート3 音程
ここでは以下の内容を学びます。
- 全音と半音
- 長短・完全音程
- 増・減音程
- 単音程、複音程、音程の転回
パート4 音階
ここでは以下の内容を学びます。
- 長音階と3つの短音階(#♭ともに7つまで、全調)
- 近親調
- 主音、属音、下属音
- 移調、転調
パート5 コード・ネーム
ここでは以下の内容を学びます。
- トライアド(メジャーコード、マイナーコード)
- セブンスコード(メジャー・セブンス、マイナー・セブンス、ドミナント・セブンス)
- 転回形
- 1オクターブ上の全ての鍵盤を根音としたコードネームの一覧表(上記の5つのコード)
以上内容を詳しく見てきました。
後編↓ではポイントを紹介していますので合わせてご覧ください。



“「ピアノひけるよ!楽典ワーク」橋本晃一著【前編】内容紹介” に対して1件のコメントがあります。
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