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子どもの頃にピアノを習っていて、大人になってからまた再開したいという方も少なくないと思います。

時間ができたからピアノをまた弾きたい」

「最近好きなあの曲をピアノで弾けるようになりたい」

「自分の時間をピアノを弾いて穏やかに過ごしたい

そう考えている方でも、ブランクがあって何から始めたらいいかわからないという方もいると思います。

大人になって環境が変わった今、子どもの頃とは違ったピアノの楽しみ方がありますよね。

そういう方に再開するときに何から始めたらいいか、ご紹介します。

ご自身の状況と照らし合わせて参考にしていただければ嬉しいです。

弾いてみたい曲がある人は、まずその曲から!

弾いてみたい曲がある方は、何はともあれまずはその曲を弾いてみましょう。

と言われても、

「ブランクもあるし、手が全然動かないと思う・・・」

「楽譜の読み方忘れちゃって全然弾けないと思う・・・」

「そもそも難易度が高い曲が理想だから・・」

そう思うのは当然です。

ですが、弾いてみようと向き合ってそこで感じたことが次のステップにつながります。

やってみたら「意外と行けるかも!」ということもあります。

ある程度習っていた人ならピアノの弾き方を完全に忘れることはありません。

一度覚えた自転車の乗り方を忘れないように、ほとんどの場合子どもの頃に習得したピアノは弾くことができます。

楽譜を持っている人はさっそく楽譜を開いて、片手ずつでも弾いてみましょう!

楽譜がない人は、こちら↓で1曲からクラシックもポップスもダウンロードができるので探してみてください。

プリント楽譜

アットエリーゼ

次に弾いてみて感じたことで、次へのステップを紹介します。

弾きたい曲に全く歯が立たない!

弾いてみたけど、全然弾けない!と感じた方は、教材を使って少しずつレベルアップしていくといいと思います。

子どもの頃に進んだ教材別に、おすすめのテキストを紹介します。

バイエルやメトードローズなど最初のテキストでやめた方

レッスンに通ってはじめにもらうテキストでやめた方は、初心に戻って初心者用のテキストから再開しましょう。

ご自身が使っていたものがまだ手元にあればそれを有効活用するのも1つの手ですが、

苦手意識がついてしまっている場合は、心機一転新しいテキストを始めてみましょう。

多くの導入教本が出版されているので、自分が使っていたものとは全く違うタイプのテキストがおすすめです。

知っている曲で学べるテキスト

「ピアノひけるよ!ジュニア」は童謡や有名なメロディを中心に有名な曲で基礎を学ぶことができるので、取り組みやすいです。

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ポップス系の曲やコードも学べるテキスト(英語版)

「adult piano adventure」は理論も一緒に学ぶことができる大人のためのテキストです。

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こちらの記事もご参照ください。

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バイエル等初級テキストを修了した方

はじめのテキストを終えたところでレッスンに通うことをやめた方は、初級用のテキストの後半から確認をしながら再開するのをお勧めします。

バイエルならば下巻50番から、

メトードローズなら第4課から、

リラフレッチャーなら2巻の25番頃からがおすすめです。

初見の練習も兼ねて少し簡単なものから順番に弾いていくと感覚が戻ってきます。

それに加えてピアノ曲集で気に入った曲を弾いていくのがいいと思います。

次にこのレベルのおすすめの曲集を紹介します。

ギロックベスト レベル1

弾きやすい音で豊かな響きの様々な曲が収録されています。

後半に向かって徐々にレベルアップしていますが、収録順に関わらず楽譜が読みやすいと感じたものから弾くことをおすすめします。

きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2

「子どもの」というタイトルですが、知っている曲を弾きたいおとなの方におすすめです。

大人向けの「バイエル程度」というタイトルがついた楽譜は、単に#が少ないものや、和音が少ないものの場合がありレベルが様々な印象があります。

ピアノを弾くときの難しさは#や音の数だけではなく、指の広げ方、手のポジション移動の頻度など様々です。

こちらの「きらきらピアノ」シリーズは、そういう総合的な面でタイトルに違わないテクニックで構成されいます。

主な曲は次のようなものです。

  • ドレミの歌
  • 峠の我が家
  • オーラ・リー
  • オオカミなんか怖くない
  • ミッキーマウスマーチ
  • ハッピーバースディ
  • さんぽ(となりのトトロ)
  • 私のお気に入り
  • 晴れた日に(魔女の宅急便)
  • 星に願いを

きらきらピアノ こどものピアノ名曲集2

同じシリーズの「名曲集」もおすすめです。

クラシックの曲が中心に収録されています。

主な曲は次の通りです。

  • きらきら星変奏曲より(モーツァルト)
  • 人魚の歌(ウェーバー)
  • メヌエット(バッハ)
  • ブラームスのワルツ
  • 美しき青きドナウ(ヨハン・シュトラウス)
  • 主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)

「ブルグミュラー25の練習曲」を途中でやめた

「ブルクミュラー25の練習曲」は基礎を終えて入る中級のテキストです。

弾いたことのあるブルクミュラーの曲をもう一度弾くことをおすすめします。

またブランクが長い場合は、少し前に戻って、易しめなところから再開してもいいのではないでしょうか。

バイエルなら音階の練習が始まる下巻65番

リラフレッチャーなら第3巻頃から確認することがおすすめです。

また、中級の曲を弾くときに必要なテクニックを分割して習得できる「バーナムピアノテクニック」もおすすめです。

日本一使われている!?「バーナム ピアノテクニック」の魅力【後編】子ども教本#17

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。 今回は全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の調査でもっとも使用されているという結果(こちらのアンケートを参照しまし…

ブルクミュラー程度の場合、「ミニブック」「導入書」は使わずに、第1巻から使うとちょうどいいです。

合わせて曲集で気に入った曲を弾きながら手を慣らしていきます。

次におすすめの曲集をあげます。

ギロックベスト レベル2

手軽なテクニックで、さまざまな雰囲気の曲を弾くことができるのでおすすめです。

きらきらピアノ こどものピアノ名曲集3

どこかで聞いたことがあるクラシックの曲が、揃っています。

主な曲は次の通りです。

すみれ(ストリーボック)

つむぎ歌(エルメンライヒ)

勇ましい騎士(シューマン)

ロマンス(モーツァルト)

軍隊行進曲(シューベルト)

「ブルグミュラー25の練習曲」を修了した方

「ブルグミュラー25の練習曲」を終えていると、久々にピアノを触ると指が思うように動かなくてもどかしく感じるのではないでしょうか。

レベルにあった曲集とテクニック教材で感覚を取り戻すといいでしょう。

ブルグミュラーをもう一度弾くこともおすすめです。

また次の曲集もブルグミュラー〜ソナチネ程度のレベルにちょうどよく、有名な曲が入っていて親しみやすい曲集です。

きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ3

「こどもの」とタイトルがついていますが、おとなの再会組にもおすすめです。

テクニックのレベルがちょうどよく分類されているので使いやすいです。

主な曲は次のようなものがあります。

  • 虹の彼方に
  • アメイジング・グレイス
  • ジュ・トゥ・ヴ
  • 海の見える街(魔女の宅急便)
  • 金平糖の精の踊り
  • 花のワルツ
  • G線上のアリア
  • 誰も寝てはならぬ

テクニック教材は次の項目を参考にしてください。

弾きたい曲の音符は読めたけど手が動かなくてもどかしい!

子どもの頃のように指が回らなくてもどかしい!と感じる方は多いと思います。

そういう場合は「バーナム」「ハノン」「ピアノのテクニック」などののテクニック教本を順番にメトロノームを使って弾き、手をほぐしていくことをおすすめします

バーナムピアノテクニック。

「バーナムピアノのテクニック」はピアノレッスンで最も使われている教材です。

短い曲で、必要なテクニックを効率的に身につけることができます。

ハノンピアノ教本

ハノンは中級程度から上級まで技術が習得できてとてもに内容が濃い教材です。

ハノンは音符が細かく、紙面にびっしりと音符が詰まっています。

そういうのが苦手な方には、「大人からはじめるハノンピアノ教本」や「こどものハノン」がぴったりです。

使い方や練習の仕方も書いてありますので、参考になります。

ピアノのテクニック

ピアノのテクニックについては、こちらでもご紹介しています。

*前編・内容紹介*「ピアノのテクニック Le déliateur」安川加寿子訳編

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。今回は安川加寿子訳編の「ピアノのテクニック」を紐解いていきます。 前編では内容を詳しく見ていきます。 「ピアノのテ…


以上、おとなの方のピアノ再開のためのオススメをご紹介しました!

楽しいピアノライフを!

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