【大人】ピアノ再開におすすめのテキストをご紹介!

今回は「子どもの頃ピアノを習っていてしばらく離れてしまってけれどまた再開したい」と考えている方に、おすすめのテキストをご紹介します。

ご自身の状況と照らし合わせて参考にしていただければ幸いです。

バイエルやメトードローズなど最初のテキストでやめた方

レッスンに通ってはじめにもらうテキストでやめた方は、初心に戻って初心者用のテキストから再開しましょう。

ご自身が使っていたものがまだ手元にあればそれを有効活用するのも1つの手ですが、

苦手意識がついてしまっている場合は、心機一転新しいテキストを始めてみましょう。

多くの導入教本が出版されているのでバイエルやメトードローズとは全く違うタイプのテキストがおすすめです。

知っている曲で学べるテキスト

「ピアノひけるよ!ジュニア」は童謡を中心に有名な曲で基礎を学ぶことができるので、取り組みやすいです。

ポップス系の曲やコードも学べるテキスト(英語版)

「adult piano adventure」は理論も一緒に学ぶことができる大人のためのテキストです。

こちらの記事もご参照ください。

バイエルを修了した方

はじめのテキストを終えたところでレッスンに通うことをやめた方は、初級用のテキストの後半から確認をしながら再開するのをお勧めします。

バイエルならば下巻50番から、

メトードローズなら第4課から、

リラフレッチャーなら2巻の25番頃からがおすすめです。

初見の練習も兼ねて少し簡単なものから順番に弾いていくと感覚が戻ってきます。

それに加えてピアノ曲集で気に入った曲を弾いていくのがいいと思います。

次におすすめの曲集を紹介します。

ギロックベスト レベル1

弾きやすい音で豊かな響きの様々な曲が収録されています。

後半に向かって徐々にレベルアップしていますが、収録順に関わらず楽譜が読みやすいと感じたものから弾くことをおすすめします。

きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2

「子どもの」というタイトルですが、知っている曲を弾きたいおとなの方におすすめです。

大人向けの「バイエル程度」というタイトルがついた楽譜は、単に#が少ないものや、和音が少ないものの場合がありレベルが様々な印象があります。

ピアノを弾くときの難しさは#や音の数だけではなく、指の広げ方、手のポジション移動の頻度など様々です。

こちらの「きらきらピアノ」シリーズは、そういう総合的な面でタイトルに違わないテクニックで構成されいます。

主な曲は次のようなものです。

  • ドレミの歌
  • 峠の我が家
  • オーラ・リー
  • オオカミなんか怖くない
  • ミッキーマウスマーチ
  • ハッピーバースディ
  • さんぽ(となりのトトロ)
  • 私のお気に入り
  • 晴れた日に(魔女の宅急便)
  • 星に願いを

きらきらピアノ こどものピアノ名曲集2

同じシリーズの「名曲集」もおすすめです。

クラシックの曲が中心に収録されています。

主な曲は次の通りです。

  • きらきら星変奏曲より(モーツァルト)
  • 人魚の歌(ウェーバー)
  • メヌエット(バッハ)
  • ブラームスのワルツ
  • 美しき青きドナウ(ヨハン・シュトラウス)
  • 主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)

「ブルグミュラー25の練習曲」を途中でやめた

「ブルクミュラー25の練習曲」は基礎を終えて入る中級のテキストです。

弾いたことのあるブルクミュラーの曲をもう一度弾くことをおすすめします。

またブランクが長い場合は少し易しめなところから再開してもいいのではないでしょうか。

バイエルなら音階の練習が始まる下巻65番、

リラフレッチャーなら第3巻頃から確認することがおすすめです。

合わせて曲集で気に入った曲を弾きながら手を慣らしていきます。

次におすすめの曲集をあげます

ギロックベスト レベル2

手軽なテクニックで、さまざまな雰囲気の曲を弾くことができるのでおすすめです。

きらきらピアノ こどものピアノ名曲集3

どこかで聞いたことがあるクラシックの曲が、揃っています。

主な曲は次の通りです。

すみれ(ストリーボック)

つむぎ歌(エルメンライヒ)

勇ましい騎士(シューマン)

ロマンス(モーツァルト)

軍隊行進曲(シューベルト)

「ブルグミュラー25の練習曲」を修了した方

「ブルグミュラー25の練習曲」を終えていると、久々にピアノを触ると指が思うように動かなくてもどかしく感じるのではないでしょうか。

そういう場合は「ハノン」や「ピアノのテクニック」のテクニック教本を順番にメトロノームを使って弾き、手をほぐしていくことをおすすめします。

ピアノのテクニックについては、こちらでもご紹介しています。

ハノンは音符が細かく、紙面にびっしりと音符が詰まっています。

そういうのが苦手な方には、「大人からはじめるハノンピアノ教本」や「こどものハノン」がぴったりです。

使い方や練習の仕方も書いてありますので、参考になります。

次におすすめの曲集をご紹介します。

きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ3

「こどもの」とタイトルがついていますが、おとなの再会組にもおすすめです。

テクニックのレベルがちょうどよく分類されているので使いやすいです。

主な曲は次のようなものがあります。

  • 虹の彼方に
  • アメイジング・グレイス
  • ジュ・トゥ・ヴ
  • 海の見える街(魔女の宅急便)
  • 金平糖の精の踊り
  • 花のワルツ
  • G線上のアリア
  • 誰も寝てはならぬ


以上、おとなの方のピアノ再開のためのオススメをご紹介しました!

楽しいピアノライフを!

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